おいしいお茶の淹れ方
お茶は、水を選びます。
水道水を使っておいしいお茶をいれるコツは、まず水を一度沸騰させることです。その後数分間放置し、80℃前後に少し下げます。これで水の中に含まれるカルキ(塩素系水消毒剤)臭が除かれ、地域によっては過剰なマグネシウムやカルシウムも適度に沈降し、お茶に向いた水になります。
人数分の茶碗には、あらかじめお湯を入れ冷ましておきます。先に茶碗にお湯を入れることで、茶碗が温かくなってよりおいしく飲めると同時に、熱いお湯を適度な温度まで冷ますことができます。また、そのお湯でお茶を淹れるので、人数分のお湯を計算する手間もなく、無駄なく使い切ることができます。
時間が経ったら湯のみに「廻しつぎ」をします。
廻しつぎとは、少しずつお茶を注いだ後、今度は逆順で再び注ぐ事によって分量に濃淡のないようにする注ぎ方の事を言います。
急須に湯を残さず、最後まで注ぎきります。
茶葉は湿気や高温を嫌いますので、茶缶や蓋の付いた容器に入れて
冷暗所(冷蔵庫など)に保管してください。
開封後は日ごとに品質が劣化しますので、なるべく早めにお飲みください。
移り香を防ぐため、匂いの強いものと一緒に置かないようにしてください。
おいしい冷茶の作り方
愛知県茶商工協同組合のホームページに掲載されています。
https://aichikencha.jimdo.com/冷茶を作ろう/